大学院3年生 川副先生の「ALK陽性未分化大細胞リンパ腫 (ALCL) に対して、我々が開発中の経口可能なメチル化阻害剤OR-2100はALK阻害剤の効果を相乗的に増強する」と言う内容の論文が掲載されました(Cancers 2023, 15(20), 5089; https://www.mdpi.com/2072-6694/15/20/5089 )。
これまでOR-2100が、骨髄異形成症候群、急性骨髄性白血病、慢性骨髄性白血病、成人T細胞白血病に有効なことは既に報告してきました。有効な可能性のある疾患が一つ増えました。OR-2100は現在骨髄異形成症候群に対して臨床第1相試験を行っています(試験では OP-2100 という薬剤名です)。
最終報告日 2023年10月23日
(C)佐賀大学医学部附属病院血液・呼吸器・腫瘍内科