リンパ節生検

リンパ節が腫れたときに行う検査です。腫れたリンパ節のすべて、あるいは一部を局所麻酔下(または全身麻酔下)に採取します。採取されたリンパ節組織は標本化され、病理医が顕微鏡でみて、悪性リンパ腫であるか、その他の疾患であるか、の診断がなされます。また、組織の一部は診断に重要な染色検査や遺伝子検査にも使用されることがあります。これはがん細胞が持っている特有の遺伝子異常を調べるもので、診断のみならず、治療法の選択に有用です。

最終更新日:2014年10月1日

(C)佐賀大学医学部附属病院血液・呼吸器・腫瘍内科