6月22日~24日の3日間、第67回日本アレルギー学会学術大会が幕張メッセ(千葉)にて開催されました。
当科からは髙橋浩一郎講師、貞松宏典先生が参加し、現在当科で研修中の初期臨床研修医の江頭果林先生も参加しました。
JCHO佐賀中部病院の内田賢先生、佐賀県医療センター好生館の加藤剛先生も本学会へ参加しました。
貞松宏典先生は自身の大学院での研究内容である、ウィルス感染による喘息の増悪マウスモデルにおいて、マクロライド系抗菌薬が気道炎症を抑制することを、ポスターセッションにて発表しました。
内田賢先生は自身の留学中の研究内容である、アレルギー性気道炎症マウスモデルにおいて、酸化ストレスが気道上皮細胞によるIL-33分泌を誘導することを、ミニシンポジウムにて発表しました。
アレルギー学会は基礎研究から臨床まで幅広い分野に関する最新の知見が取り上げられる学会です。
今回は気管支喘息に関する獲得免疫と自然免疫についての最新の研究、好酸球性気道炎症への知見、分子標的薬や吸入療法についての話題などが取り上げられており、知識のアップデートを行いました。
今回得た知識を生かしていけるように基礎研究、臨床に更に励んでいきたいと思います。
(C)佐賀大学医学部附属病院血液・呼吸器・腫瘍内科