【学会報告】第81回 日本呼吸器学会 九州支部秋季学術講演会

10月5日、6日の2日間、長崎ブリックホールにて第81回日本呼吸器学会九州支部秋季学術講演会が開催されました。

中島千穂先生が、演題「セルロース磁気ビーズを用いた自動DNA抽出はLiquid biopsyにおけるEGFR点突然変異の検出を改善する」で学術奨励賞を受賞しました。

貞松宏典先生が、演題「喘息増悪マウスモデルにおけるマクロライドの治療効果」で、基礎研究部門の育成賞を受賞し、当科からはダブル受賞となりました。

シンポジウムでは、中村朝美助教が「肺がん個別化治療にむけての遺伝子変異検索」、髙橋浩一郎講師が「重症喘息に対する分子標的治療の進歩と将来展望」のタイトルでそれぞれ講演しました。

荒金尚子診療教授、小宮一利助教はシンポジウム、一般演題のセッションにてそれぞれ座長を務めました。

一般演題では、小楠真典医師、原口哲郎医師、江頭果林医師がそれぞれ症例報告を行いました。

台風25号の影響で開催(特に2日目)が危ぶまれましたが、影響は少なく無事に開催されました。各施設からの症例報告や各シンポジウムなどを通して、充実した2日間となりました。

(C)佐賀大学医学部附属病院血液・呼吸器・腫瘍内科