【学会報告】AACR2019

2019年3月29日〜4月3日、米国アトランタで、米国がん学会(AACR2019 Annual Meeting)が開催されました。当科からは荒金尚子診療教授、安部友範先生、原田陽平先生が参加しました。

安部医師は「Characteristics of circulating tumor DNA in lung cancer patients」の演題名で肺がん患者における血漿遊離DNAに関する解析結果の報告を、原田医師は「Analysis of a novel variant of HER2 detected by clinical sequencing in cancer of unknown primary」の演題名にて原発不明がん患者で見つかった過去に報告のないHER2変異に関する解析結果についてそれぞれポスター発表を行いました。

 

AACRは日本のがん学会と比べると約3倍の約1万5000人の参加者がおり、基礎研究から臨床研究まで広い分野の発表がある非常に大きな学会です。
現在の世界の研究動向を把握する事ができた実りある学会参加となり、大変有意義でした。

(C)佐賀大学医学部附属病院血液・呼吸器・腫瘍内科