2019年9月6日(金)~9月7日(土)の2日間、北九州国際会議場で、第83回日本呼吸器学会・日本結核病学会 九州支部秋季学術講演会が開催されました。
当科からは髙橋浩一郎講師、田代宏樹助教、貞松宏典医師、原口哲郎医師、岸川浩一朗医師(研修医)が参加しました。
一般演題では、下記の発表を行いました。
岸川先生「手術困難な気胸に対する50%ブドウ糖による胸膜癒着療法の検討」
原口先生「化学放射線療法後のデュルバルマブ投与でステロイド抵抗性の放射線性肺臓炎と薬剤性肺障害を発症した一例」
貞松先生「トリコスポロンとクリプトコッカス混合肺感染を認めた一例」
田代先生「肥満喘息増悪マウスモデルにおける腸内細菌叢の役割」
髙橋浩一郎先生は、教育講演「COPD増悪を再考する」、シンポジウム「喘息・COPDの最新の知見」でそれぞれ講演を行いました。
また、30年以上の歴史がある症例検討会「ウフィーチ会」は、今回から形を変え「若手症例検討会」として新たなスタートを切り、髙橋浩一郎先生が座長を務めました。
呼吸器疾患は非常に多岐に渡りますが、今回の学会で各分野の知識をアップデートできました。
当科からの情報発信に加え、他施設からもたくさんの刺激を受けたため、今後の臨床・研究に生かしていきたいと思います。
(C)佐賀大学医学部附属病院血液・呼吸器・腫瘍内科