呼吸器内科助教の田代宏樹先生の論文がアメリカ胸部疾患学会の学会誌であるAmerican Journal of Respiratory Cell and Molecular Biology誌にアクセプトされました。
アメリカ留学中に行われた研究で喘息増悪には性差があり、それに腸内細菌叢が密接に関与していることが示され、治療としてプレバイオティックスの有用性は性差に依存することを明らかにしたものです。
本研究は腸内細菌叢をターゲットとした治療には性差を考慮する必要があることを発見した非常に重要な報告と考えられます。
Tashiro H et al:Sex Differences in the Impact of Dietary Fiber on Pulmonary Responses to Ozone. Am J Respir Cell Mol Biol 2019 in press