MD Anderson Cancer Center・白血病科分子標的治療部(主任教授:Dr Andreeff)の二井 偉暢先生(現 九州大学特任講師)、石澤丈先生(Assistant Professor)が主導して進めてこられた研究の成果が、原著論文として Leukemia誌に掲載されました。6月より高知大学教授として着任された小島研介先生も共著者に名を連ねております。白血病新規分子標的治療薬として期待されるONC212が、Gタンパク質共役型受容体であるGPR132、及びintegrated stress response(ISR)を活性化させることで白血病特異的にアポトーシスを引き起こすことを明らかにしています。Leukemia誌は、造血器腫瘍研究を主導する医学誌の1つです。
(C)佐賀大学医学部附属病院血液・呼吸器・腫瘍内科