【論文報告】髙橋浩一郎講師が共同研究に参加した喘息・COPDにおける吸入アドヒアランスに関する論文がAllergol Int誌に掲載されました

九州地区で行った多施設共同研究の結果がAllergol Int誌(IF=3.19)に掲載されました。


気管支喘息やCOPDの主な治療薬は吸入薬です。本論文では吸入薬と内服薬のアドヒアランスに関して、ASK-20問診表を用いて解析しました。

 

吸入薬のアドヒアランスが不良であることに関連する因子として、1回あたりの吸入回数が2回以上、予約通りの外来未受診が挙げられました。これらの結果を踏まえた吸入薬選択および患者指導が有用と考えられます。

 

Allergol Int. 2017 Jul;66(3):482-484.

Poor pharmacological adherence to inhaled medicines compared with oral medicines in Japanese patients with asthma and chronic obstructive pulmonary disease.

Imamura Y, Kawayama T, Kinoshita T, Sakazaki Y, Yoshida M, Takahashi K, Fujii K, Ando M, Hoshino T, Iwanaga T, Kohrogi H; Kyushu Asthma Seminar Investigators.

 

最終更新日 2017.7.13

(C)佐賀大学医学部附属病院血液・呼吸器・腫瘍内科