9月22日~23日の2日間、日本呼吸器学会九州支部秋季学術講演会が別府国際コンベンションセンターB-Con Plazaにて開催されました。
当科からは一般口演として、
田中将英先生「COPD患者における心肺運動負荷試験(CPET)の検討」
小楠真典先生「当院におけるROS1陽性肺癌の2例」
貞松宏典先生「胃癌の肺転移にて発症した緊張性気胸の一剖検例」
について発表を行いました。
一般口演では、髙橋浩一郎講師が喘息・アレルギーのセッション、中村朝美先生が肺腫瘍のセッションでそれぞれ座長を務めました。
また、渡邉直美先生が学術奨励賞を受賞され、大学院博士課程卒業論文である「肺扁平上皮がんにおけるDiscoidin Domain Receptor 2変異および発現の機能解析」について、受賞講演を行いました。
教育セミナーでは、当科の荒金尚子診療教授が「リキッドバイオプシーの現状と将来展望」について講演を行い、非小細胞肺がんの治療選択でのEGFR遺伝子検査において、当科で確立したMBP-QP法を含めたリキッドバイオプシーと組織生検に関して解説を行いました。
他施設からの情報を取り入れつつ、当科からの情報も発信でき、有意義な学会参加となりました。
(C)佐賀大学医学部附属病院血液・呼吸器・腫瘍内科