10月5日~6日の2日間、国際喘息学会日本・北アジア部会がホテル日航熊本にて開催されました。
当科からは髙橋浩一郎講師、貞松宏典医師が参加しました。
一般口演では貞松宏典医師が「HDM誘導アレルギー性気道炎症における飽和脂肪酸の役割」について発表を行いました。
本研究は現在アメリカ留学中の田代宏樹医師がまとめられたもので、論文は2017年4月にInflammation誌に掲載されました。肥満を合併した難治性喘息の発症増悪メカニズムに関する研究であり、飽和脂肪酸であるパルミチン酸の役割を明らかにしたものです。
ポスターセッションでは髙橋浩一郎講師が座長を務めました。
最新の知見に基づいた講演も多数拝聴したため、これからの診療・研究に生かしていきたいと思います。
懇親会では高千穂夜神楽の生演奏があり、熊本の伝統文化にも触れることができ、思い出に残る学会参加となりました。
(C)佐賀大学医学部附属病院血液・呼吸器・腫瘍内科