世界肺癌 2016

2016年12月4日-7日 オーストリア ウィーンにて世界肺癌 17th World conference on lung cancer が開催されました。

当科からは 小宮 一利 助教 が Aretropspective Analysis of Efficacy and Safety of ALK Inhibitors in ALK-Positive Lung Cancer  という演題を発表されました。
当院におけるALK陽性肺癌症例でのALK阻害剤の効果と安全性について調査・解析した研究です。

学会会場

ポスターと小宮先生(ポスターがカラフル!)

今年は新規第3世代EGFR-TKIの上市に伴って、学会会場でもこれに関連した臨床試験の報告が豊富でした。
また、日本でも広く周知された感のある免疫チェックポイント阻害剤についても、新しい話題が目白押しの世界肺癌でした。

ウィーンはクリスマスシーズンで、学会会場までのストリートにもクリスマスマーケットが立ち並んでおり、いかにも冬のヨーロッパという雰囲気。
合間にウィーン発祥のザッハトルテも堪能することができました。

 

(C)佐賀大学医学部附属病院血液・呼吸器・腫瘍内科