肺がん対策医会セミナー

2017.1.5 佐賀県 成人病予防センターにて 肺がん対策医会セミナーが開かれました。
佐賀県医師会 肺がん対策医会からは毎年1名、肺癌学会学術集会(本年は2016.12.19-21)へ派遣していただいています。
今回は、大学院生の中島が学会で取り上げられていた話題の中から、AURA3 studyについてや新しい肺がんTNM分類についてを中心に派遣報告を行いました。

また、毎年年明けのこの会では、佐賀大学で経験した症例などを報告しており、特別講演も当院の医師が担当しています。本年は、若手の先生方による症例報告が3例、髙橋 浩一郎 講師による 日常診療に生かせるCOPDについての講演がありました。

症例報告については、骨化を伴った肺がん患者さんで良性結節との鑑別に注意を要した症例や、血小板減少と溶血性貧血に肺胞出血を合併した血栓性微小血管症の症例など、日常診療でも注意を要する病態について発表されました。

辻 先生

栗原 先生

平川 先生

髙橋先生による特別講演では、COPDの疫学から病態、検査、治療まで、動画を交えて分かりやすくお話しいただき、大変参考になりました。

(C)佐賀大学医学部附属病院血液・呼吸器・腫瘍内科