学会報告 ASH2014

2014年12月にサンフランシスコで開催された米国血液学会 ASH annual meeting 2014に参加してきました。
演題抄録の〆切が8月頭だったのですが、佐賀大学で研究を始めて、比較的短期間のうちに一つ演題を出せて、採択されたことは大変うれしいことでした。さらに幸運なことに、若手に贈られる学会賞も頂くことが出来ました。

ひとえにご指導頂いた先生方、支えて頂いたみなさまのおかげであり、ここにお礼申し上げます。

この学会には、世界中から血液を専門とする医師や研究者が集います。
学会参加は3回目なのですが、年々規模が大きくなり、参加者が増えているように感じます。
サンフランシスコの温暖な気候の中、どのセッションもためになる話が満載でした。

写真の紹介です。
私が演題を出させてもらったポスターの前で一枚。
ちょっとサイズが小さかったかな、と反省していますが反響はまずまずといったところで、
結構足を止めて眺めてくれる人もいて、その中で7-8名の方に質問やコメントをもらうことが出来ました。
分野は製薬企業の開発者から小児科の先生など様々で、異分野の方々と好きなように意見交換できるのも、
国際学会の醍醐味の一つであると実感できます。



もう一枚は、以前勤務していた病院の皆さんと、佐賀大からの参加者と一緒に食事会をしたときの写真です。
サンフランシスコは米国内でもシーフードが有名ですが、ここは地元の方々にも人気のレストランみたいで、満席でした。美味しい料理とワインを片手に、臨床の話、研究の話と話題は尽きず、楽しい時間を過ごすことが出来ました。
こうやって以前にお世話になった方々と再会し交流を深められるのも、学会の楽しみです。


この機会を与えて下さった方々へ、改めてお礼申し上げます。
今後も継続して参加できるように、日々の積み重ねをつづけて参ります。
ありがとうございました。

西田 有毅

最終更新日 2015年4月17日

(C)佐賀大学医学部附属病院血液・呼吸器・腫瘍内科