Internal medicine誌にAcceptされました!

血液腫瘍内科の嬉野博志先生の論文がInternal medicine誌にAcceptされました。

Ureshino H. Nishioka A, Kojima K et al. Subdural hematoma associated with dasatinib and intrathecal methotrexate treatment in Philadelphia chromosome-positive acute lymphoblastic leukemia. Intern Med. (in press)

高齢者ALLのダサニチブ+髄注を行った2例において発症した慢性硬膜下血腫の報告です。ダサニチブによる血小板凝集能低下と髄注が出血を引き起こしたと推測されます。特に高齢者において出血のリスクに注意を払う必要があること、またダサチニブによる血小板凝集能低下は可逆的であり、髄注を行う際には一定期間の休薬を置くことも治療戦略として考慮する必要があるということを論じております。

 

最終更新日:2016年3月2日

 

(C)佐賀大学医学部附属病院血液・呼吸器・腫瘍内科